第二次大戦中にドイツ空軍に採用されたTypeBパイロットウォッチのオマージュです。

主に偵察機や爆撃機の乗員に支給され、航法に重要な時分が一目で判るように短針に数字の時、長針に数字の分を記載した特徴的な文字盤を再現してます。

オリジナルのTypeBパイロットウォッチは懐中時計のコンバージョンで、防寒具の上から着けられかつ視認性の良い55mm径の特大サイズですが、本作は一般的なパイロットウォッチと同じ39mm径にスケールダウンしています。おかげで普通の腕時計として使えます。
(某社のトップガン・ミラマーもTypeBのスケールダウンモデルですね。)

有名無名メーカーから同じデザインの時計がでてますが、これはデザインの権利、意匠権が消失し、ジェネリック薬品や家具と同じようにデザインが使えるからです。

メーカーはセイコーのダイバーMODで有名なSteeldive。

1940年モデルをオマージュとの事ですが、ガラスは無反射コーティングされたサファイアクリスタル、竜頭は捻じ込み式に、現代らしくアップグレードされ、夜光は針は眩しいぐらいに光ります。

ムーブメントは自動巻きTMI製「NH35」です。セイコーのプレサージュなどに搭載されている「4R35」ムーブメントをセイコー外に販売する際に使う型番で、メーカー刻印も「TMI」になります。

最後の写真は日差を測るタイムグラファーです。短時間の測定では日差+21秒です。ムーブメントのスペックは日差＋45秒から-35秒です。
なお機械式時計はゼンマイの巻き始め終わりでの駆動力の差や、実際の使用では振動の影響を受けます。タイムグラファーの計測値は参考値としてください。

掲載写真はメーカー提供のもので無く、実際にお渡しする商品を撮ってます。

ブランド Steeldive

サイズ ケース39mm径 ラグ 20mm

ベルト 表レザー/ 裏ウレタン ハイブリッドタイプです。

付属品
クッションケース、取説(英文)