◎ 脇差、銘「□総守藤原宗（以下切れ）」刃長53.9㎝、「上総守藤原宗道」初代の倉敷美術館鑑定書付きを委託、代理出品します。
本作は「□総守藤原宗（以下切れ）」銘の作で、刀身は鎬造り古研ぎの体配の良い脇差です。刃紋は頭の丸い互の目に矢筈風の互の目交じり、細かな砂流しかかり、
飛び焼き頻りに入るなど、刃中の変化に富んだ一振りです。また、帽子は沸出来返り深き帽子となっており、サビ跡は少しありますが、鍛えキズ・刃切れ・膨れ等は
なく大変綺麗で冴えた一振りです。
なお、倉敷刀剣美術館による「上総守藤原宗道（かずさのかみふじわらむねみち）」初代の鑑定書が付いています。上総守藤原宗道は越前下坂派の刀工で、名を
菅谷九郎右衛門、初銘を「宗次」、後に上総守を受領した刀工です。
以上あくまでも私見（素人）での説明です、入札は写真をよく見て頂きご自身の責任ある判断により入札をお願い致します。

● 刀身
刃長53.9㎝
反り 1.4㎝
目くぎ穴1個
元幅2.90cm 元重0.70cm（素人採寸） 先幅2.00㎝ 先重0.50㎝（素人採寸）

● 拵え（時代脇差拵え）
全長92.5㎝ 柄長22.2㎝（素人採寸）
・縁頭 赤銅魚子地源平合戦図（大変良いものです。）
・目貫 雨龍
・鍔 鉄地虫食い木瓜鍔


※ 注意点
・ノークレームノーリターン厳守でお願い致します。少しでも不安な方は入札をお控えください。
・落札購入後は、銃刀法に基づき２０日以内に当該都道府県教育委員会に所有者変更の届出が必要です。お手続きは落札者様にてお願い致します。 ・ご依頼者様の希望価格との差が大きい場合は出品を取り下げさせて頂くことがありますのでご了承ください。